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実録! 替え歌はこうして作られる!! [音楽あれこれ]

折角(?)のモーツァルト生誕250年ということで、「マタイ受難曲」に加えてモーツァルトの「レクィエム」も歌うこととなった。

もう練習はスタートしていたが、すでにステージで3度歌っている筆者は勝手に余裕こいて7/16(日)が初日。

そこで目にしたのは「マタイ・・・」の練習時とはうって変わって饒舌な指揮者の郡司氏。

そして、仙酔亭響人さんが泣いて嫌がるエピソードは誕生した。

その1
"Sanctus"にて。
Hosanna in excelsis という歌詞。
読み方は 「オザンナ イン エクシェルシス」 意味は「いと高きところに、オザンナ(神を称えて言う言葉)」というところだが・・ 問題は"Hosanna" の箇所。「ザ」の部分の発音が曖昧になりがち。
そこで郡司氏「<おおだんなー>じゃないから」 練習場内に笑いのさざ波。

その2
"Conftatis"にて。
女声があくまでも美しく歌い上げなくてはいけない"Voca me cum benedictis"という歌詞。
読み方は「ヴォカ メ クム ベネディクティス」 意味は「私を招いて下さい。徳のある聖人の中へ」というところなのだが、出だしのところで郡司氏「母音のになったら大変だからしっかり」。
それって・・・ヴァカメ?? と言う訳で女声が笑い出し、次の出だしで落ちた者続出。勿論筆者も。

(落ちる、とは音楽用語?で楽譜で定められた箇所で出られないことを言います。主に合唱よりはオーケストラで使われるようです。)

こうして練習は替え歌の産地と化すのであった・・・。合掌。

モーツァルト:「レクイエム」

モーツァルト:「レクイエム」

  • アーティスト: ボニー(バーバラ), ガーディナー(ジョン・エリオット), イギリス・バロック管弦楽団, モンテヴェルディ合唱団, オッター(アンネ=ゾフィー・フォン), ブロホヴィッツ(ハンス・ペーター), ホワイト(ウィラード), モーツァルト, アディソン(スーザン)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 1996/06/05
  • メディア: CD
モーツァルトの「レクィエム」、名曲です。是非聴いてみて下さい。

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スザンナ

和やかな練習風景が浮かんできます。
バカ!でなくてヴァカ!がいいですね~
こいういのって本番で思い出しちゃいそうで、こわいですww
by スザンナ (2006-07-17 11:03) 

mayyt

スザンナさま
まだ本番まで3ヶ月近くあるので練習はとっても和やかです。
本番近くなると鬼の郡司さんになるのです。コワーイ。
こうして練習ではいろいろなエピソードが生まれますが、本番は歌うことだけでいっぱいいっぱいで思い出すことは殆どないのが実情です。
by mayyt (2006-07-19 09:42) 

おさかな♪

ふふふ・・・おかしい。。。
合唱も楽しそうでうらやましいなぁ~♪
by おさかな♪ (2006-07-19 17:21) 

mayyt

おさかな♪さま
オケも楽しそうですよ。ラーメン、タンタンメン、とか(笑)。
前のコメントをご覧頂ければおわかりかと思いますが、こんなに和やかなのは今のうちだけです。9月になったらコワーい鬼郡司になります。
by mayyt (2006-07-19 23:50) 

えぞゆき

典礼文替え歌…神罰必須!
by えぞゆき (2006-09-16 09:41) 

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